兵庫県にて、2月~3月にかけ、小規模なダムの底樋の補修工事を行ないました。
底樋(そこひ)とは、ダム湖、大池の貯水を抜くためにダムの一番低い位置につくられた導水路です。
今回施工した底樋は70年前につくられたようで、かなり傷んだ状態で多数の水の吹き出しがあり、床から水が大量に湧いている状態でした。
この湧水で池の水位が低下するため、対策として補修を行ないました。
兵庫県 ダム 底樋 補修工事
着工前
ひび割れ漏水部の注入止水
モルタル吹き付け施工
床漏水部の裏 注入止水
完成
劣化部を高圧水で除去後、止水工事を施工してからモルタルの吹き付けを行ないました。
完成後は漏水は無くなり、導水路内面は、モルタルにより補強されました。